「夜に訪れるコンビニ受診患者の真実?!」
今週も無事、ナイトドクターをリアタイできました。危うく夜に打ち合せが入るところだった…岸くんがドラマに出るということは、仕事が被らないかヒヤヒヤすることでもある。(録画してるやろがい)
第2話はコンビニ受診がテーマ。コンビニ受診とは、夜間や休日に緊急性のない軽症者が救急に受診しにくることを言うらしい。「どうせコンビニ受診だから」と呆れるナイトドクターたちのなかで、柔らかな物腰で患者さんと向き合う深澤先生…!
深澤新よ…あなたはやっぱり内科医やで…いや、むしろ小児科医。ずっと白衣着てちびっこに微笑んでいてくれ。
今まで医者として全然いいとこ見せられなかった深澤先生が、ちゃんと医者なんやなと初めて実感できた。というか赤ちゃんに微笑む岸くんが尊い。
そして今回一番こじらせたのが、料理男子・深澤新…ドラマ制作部に岸担いる?!絶対おるでしょ!深澤新どこまでおいしいキャラなんよ。ここだけは演技ほったらかしで、ただ岸くんとして観てもうたよ。料理する家庭的な岸くん最高すぎたよ。
もういっこありました。お父さんに対して邪険な態度の美月に「話くらいしてやれよ」と悟す深澤新。
このときの岸くんの表情が、予告のときから好きすぎるんだよ。予告では美月にヤキモチ妬いてる表情だと想像してたけど全然違った。でも普段の岸くんではあまりみない真剣な表情。好きだーーーー
深澤新の言葉にハッとした美月は院長と話し、深澤新が早くに親を亡くしたこと、妹のここみちゃんを養うためにバイトかけ持ちしながら医大に行ったことを知る。「自分のためには頑張れないけど、誰かのためなら頑張れる」深澤新が人として立派すぎる。なんなのよ、全然ポンコツちゃうやないか。結婚したいお医者さんNo.1やん。
ナイトドクター達が日々、たくさんの"コンビニ受診"の対応に明け暮れていると、事態は次第に展開。美月が風邪と診断して帰した、1歳のレオくんの容体が急変して緊急搬送されてしまう。「たかがコンビニ受診」と軽くみていたが故に、見落としてしまった症状…
たくさんの軽症患者が救急に来ることで、重症患者の対応が間に合わなくなるかもしれない。でも軽症だと思っていたら、実は深刻な病気のサインかもしれないという危険。
一方で、夜間休日に診察を受けるのは非常識かもしれない、と躊躇してしまう患者さん。
医療の難しさを考えさせられた。常に救急車のサイレンが鳴り止やまない凄絶な夜だけじゃなく、少し身近だけど複雑な問題を描いてるのが、リアルで良かったなと思う。
悩みながらも全力で突き進む美月の姿を影から見ている深澤新が、段々感化されていく様子がその表情から見て取れた。まだね、深澤新は全然動けないんだけども。今感じとっているものがこれから、深澤新の行動として表れていくんだろうか。
そして今回のもうひとつのテーマは"普通ってなに?"
浮気した美月の彼氏が別れ際に言った「俺はただ美月と普通のカップルみたいにデートがしたかったんだ」という言葉。レオくんのお母さんが呟いた「他の人はみんな普通にできてるのに」。
レオくんのお母さんの境遇も、現実にありそうで見てて辛かった。
昔に比べれば、今は多様性が少しずつ受け入れられてきて"普通"の枠は広がってきた。でもまだまだ世間には、誰にも見えない"普通"の固定観念があるよなあと思う。そしてその固定観念を持ってる世間とはつまり、私たちのことなんだよな。
まずは自分自身が、無意識に抱いてる固定観念に縛られないことだ。難しいけど。かつ、夜間救急も含めて社会に自由な選択肢がもっともっと増えていくといいなと思う。
…あれ、深澤新どこ行った?すごく真剣に感想を書いてしまいました。
あれだけ1話目で深澤新がフィーチャーされてんから今回は出番少ないかと思いきや、めちゃくちゃ出てきた深澤新。今回も屋上で美月と語るシーンがあるなんて。岸くん、やっぱりキーパーソンでした。凄いや。また来週が楽しみだ。
ちなみにこれは可愛すぎて岸くんでした。
あー、来週の回が舌噛み切られた不審者案件で始まるのやだなー気持ち悪いよー。