岸優太の視聴感想文

岸くんの研ぎ澄まされたカリスマを考察するブログ

SZ10THでアイドル真骨頂を体感してきた

大学時代の友人からの、思ってもみなかったありがたいお誘いにより、5/1(土)横浜アリーナにて、初めてセクゾのライブ(かつ初めてのジャニーズライブ)に参戦してきた。

SexyZoneは、2021年11月16日で結成10周年を迎える。これを記念して、3月3日に発売されたアルバム「SZ10TH」のライブツアーが行われているのである。

私みたいな部外者が、結成10周年という大切な節目に立ち会わせてもらうなんて恐縮極まりない。もしかしたら刺されるかもしれない。その申し訳なさと恐怖から、声かけてもらった時は正直、行くかちょっと迷った。

 

でも声を大にして言いたい。

……行ってよかったーーーーーー!!!

 

まず神席すぎた。私が座ったのは、アリーナ席。花道の前から4列目。会場の横側ではあるものの、前のステージは斜めから見える感じ。センターステージも視界の先にちょうどあって、とても見やすかった。とにかく花道が近い。近すぎる。ドキドキしながら、いざ開幕。

するとまぁ、肉眼でこんなにはっきり顔を拝めるもんなの!?SexyZoneのみなさま、何度か前を通ってくれて感動した。ただ、聡くんは頻度が少なく、勝利くんはすぐに走っていってしまいじっくり見れず…風磨くんは比較的ゆっくり通ってくれたので、横顔をかなり拝めました。もうテレビで見てるそのまんまやった(そらそうや)。クールな流し目、堪らん。

一番よく来てくれたのはケンティー。一度、ケンティーが花道を逸れて、私の目の前のカメラに数秒アピールした瞬間があり、パニックに陥った。リアルに4m先にいたよ。心臓止まるかと思ったよ。知ってはいたが、近くで見るとバチボコにイケメン…同じ世界線にはこんなイケメンがいるのかと驚愕した。観察していると、ケンティーは本当にずっと、細かく丁寧なファンサをしている。やはりこの人はアイドルの鑑やなと実感した。

そして当たり前やけど、みんな立ち振る舞い、表情の作り方がずっとカッコいい。ステージに立ってる間は、一瞬たりとも油断がない。スポットライトが当たってない時の立ち方だって、アレは絶対、計算された角度で立ってるわ。アイドルって凄い。

 

セクゾメンバーの印象

勝利くんは赤髪で、足が細くて顔が豆粒やった。私は「いつも岸くんをありがとう」と心の中で呟きながら見ておりました。勝利くんがPEACHで薔薇園赤瞳をやった時は「可愛すぎる!可愛すぎる!」と思わず叫んだ(心の中で)。「大好きだわん!」なんて台詞が許されるの、勝利くんくらいやろ。

ケンティーも顔が豆粒(てかもうみんな豆粒)。テレビでみてるそのまんまだ!という感動を一番感じた。定番の黒髪スタイル。とにかくキャラを崩さない。MCで「マスクの下も綺麗にメイクしてきてるの知ってるよ」って…こんなにファンが喜ぶこと言えます?!普段はケンティーのキャラで笑ってる側の人間ですけども、不覚にもキュンとしたわ!!

風磨くんは、髪色が明るくなってた。今日も、歩き方から治安悪くて笑った。風磨くんて顔を斜めに向けること多いけど、ライブでも横顔や斜め向けの顔をたくさん見た印象(笑)。MCのシモよりの発言が、不快にならない絶妙なラインついてくるなーと感心した。リモート夜会を観て以降、風磨くんはトーク回しが上手いなとつくづく思う。

Smile Up ! Project 〜リモート夜会〜 菊池風磨・田中樹・渡辺翔太 - YouTube

聡くんは髪の毛がプードルみたいになってた(笑) クリーム色の金髪?アッシュ?ちぎれて短くなったらしい。小柄なのにダンスがとんでもなくパワフルで目を引く。喋ってる時はニコニコと優しそうな分、セクゾで1番ギャップがあると思う。だから私の中で、聡くんは可愛い枠じゃなくカッコいい枠です。PEACHの時の映像でメガネかけてる聡くんカッコよかったなぁ。

 

演出に新鮮な驚き

今まだ経験したことない演出も沢山あって興味深かった。まず驚いたのは、お客さんを巻き込む仕掛け。ライブの開始前に、拍手でのリズムゲームが始まる。成功するとセットの"S" "Z"のライトがどんどん埋まり、ゲージが溜まっていく仕組みが凝ってた。MCでも、メンバーが「拍手の意味を読み取れる」と言い出してファンに拍手させる流れに。これは秀逸だったな。コロナ対策で声が出せない中、拍手だけでこんなにコミュニケーションできるもんなんや。

センターステージの仕様が一番驚いた。高く上がっていく・回るのはあるあるやけど、そこから斜めに傾くの。しかもかなり傾いていて、みんな転げ落ちないのだろうか…と不思議やった。でもこれによって、4人全員が重ならずに拝める。頭上の棒状のライトも幻想的やった。光りながら円になったり波打つように動いたり。DNAみたい、と思いながら見てた(もっとマシな感想はないものか)

 

10年が凝縮されたセトリ

セトリは、知らない曲も多かったのであまり覚えてない…でも10周年だからかメドレーも多くて、かなりの曲数があった。

序盤はLET'S MUSICから始まり、最近のカッコいい曲が続いてテンションが上がった。そこから過去ライブを振り返るような形で、それぞれの代表曲?が続く。

しかし中盤が全然思い出せない…申し訳ありません…後半は初期のシングルメドレーがあって、RUNとChange the worldを歌ったのかな。

LET'S MUSIC、RIGHT NEXT TO YOU、NOT FOUNDあたりは絶対歌うと思ってたので、聴けて嬉しかった。それ以外で個人的に嬉しかったのは、極東DANCEや名脇役麒麟の子も名曲だった。あと、中盤に紫の衣装でセンターステージで歌った曲(多分ステージが傾いた時)が印象的だった。なんて曲なんや。紫の衣装とか曲の雰囲気がなんとなく、Prince味あったなと。他にも「知らないけど良い!」と思った曲があったはずなのに私の記憶力が悪すぎて何も思い出せません。悲しい。RUNの時は胸が熱くなった。これ、巷のジャニーズ曲ランキングでも1位に輝いたもんね。5人の姿が目に浮かびました。

最近と初期の曲は余すことなく歌ってたけど、中間のシングルが少なくてちょっと悲しかった。私の大好きな「すっぴんKISS」と「ぎゅっと」がなかった…あとハニハニがセトリ落ちしたことを後で知り、かなりショックを受けた。

でも全体を通して、10年間の集大成として歴史が凝縮されてた印象。部外者の私でも、セクゾのことを少し知れた気がします。ライブ前の印象に反して、お洒落で大人な雰囲気の曲も多くてよかった。

 

セクゾのここが凄かった

セクゾが凄いと思ったところ、それはずばり「あざとさのクオリティ」が高い!

私はキンプリのライブをDVDで見ることが多いんやけど、彼らは、普段めちゃくちゃカッコいいし可愛い。なのに、ライブの曲中に言う胸キュン台詞は、なんかちょっとおもしろいのです。ほんとごめん。本人たちが、至極マジメに本気でやってるのはわかってます。ただ、彼らのそういう不器用さも私は好き。

一方でセクゾは仕込んだ(?)あざとさのクオリティが高い!「ザ・アイドル」って感じ!勝利くんや聡くんの甘々な可愛さも、ケンティーのキザさも、風磨くんのクールさも、恥を一切捨てて振り切ってるのはもちろん、精度が高いから、あざといのわかってても思わずキュンとしてしまう。そこが凄いなーと思った。

あと前段でも書いたけど、トークが上手い!少しとっ散らかしつつもオチがあり、最後は綺麗にまとまる。これはふまけんのトーク力が大いに貢献してるのだろうなと思う。各メンバーから上手いこと発言を引き出して、活かしている点が凄かった。

 

セクゾはアイドルの真骨頂

ここまで長々と書いたけど、結論はこれです。もしかしたら他のグループを見ると変わるかもしれない。でもPEACHのキャラの作り込みなど見る限り、セクゾはアイドルの真骨頂だと思う。前段でキンプリがどーの、セクゾがどーのと書いておりますが、ライブ中は120%Sexy Loversになって、夢の世界に連れて行ってもらいました。本当に楽しかった。SexyZoneのみなさま尊かった。このコロナ禍でライブをするのは本当に悩ましく大変だっただろうけど、それを乗り越えて開催してくれたことは心から有難い。どうか、最後まで無事に駆け抜けてほしい。

最後になったけど、今回のライブは声出し禁止、拍手のみ、スマイルアップシールド着用だった。みんなきちんと守ってはって、素晴らしかった。スマイルアップシールドは、きちんと付ければ視界良好だったので、残りのライブでもみなさんがルールを守り、安全に終わることを願ってます。

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